2006年に千葉県松戸市に設立された興学社高等学院は、自由な校風が特徴的な私立の通信制高校です。
興学社高等学院の最大の特徴は、一般的な高校では当たり前のクラスという概念が存在しないことです。
高校に限らず一般的な学校では、新年度が開始されるとそれぞれのクラスに生徒は振り分けられ、1年間同じ教室で授業を受けるのが基本となっています。
しかしクラスという存在がない興学社高等学院では、生徒一人一人が自分の受けたい授業を選択できます。
もちろん高校を卒業するため必要な授業はありますが、基本的には好きなことを学ぶことが可能です。
授業も一般的な高校の教科から、表計算ソフトの使い方やアプリ開発などIT関係の技能を身に付けられる教科だったり、ハンドベルやフォトなども学ぶことができます。
IT関係の技能をしっかりと身に付けておけば就職のときに役立ちますし、写真に興味があるなら高校のうちから専門的なことを学べます。
このように自分が今学びたいことや将来を考えて授業を選択できるので、押しつけられていると感じません。
自発的に学ぶことができるので、生徒のやる気も変わってくるでしょう。
クラスという概念が存在しないということは1年間人間関係膠着しないことも意味します。
高校時代のクラスメイトとは、大切な思い出を作れた人も多いでしょう。
しかしその一方で、どうしても相性的に合わないクラスメイトも存在します。
相性が合わないといじめに発展する可能性があり、1年間同じクラスで耐え続けなければいけません。
クラスがない興学社高等学院なら、人間関係が膠着しません。
仲の良い友だちと3年間同じ授業を受け続けることができますし、逆にクラスメイトと同じ教室で勉強し続ける必要もないので、例え相性が合わない生徒がいても顔を合わせる機会は限られるので問題ないでしょう。
通信制高校というのは、いじめや不登校を経験したり他のクラスメイトとは違うことで悩みを持つ高校生も多くいます。
こうした悩みを抱えている高校生は自由度が低い一般的な高校では窮屈に感じて、のびのびと学ぶことができません。
そのため不登校や引きこもりの温床になりやすく、将来に大きな影響を与えることになります。
自由な校風が特徴的な興学社高等学院なら、強制的に決められた枠にはめられることがありません。
好きなことを仲の良い友だちと学べるので、悩みを抱えているなら入学や転校を検討してみましょう。
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